アフターピルの正しい飲み方と注意点|72時間以内の緊急避妊
更新日:2026年4月
⚡ 緊急の場合
アフターピルは性行為後72時間(3日)以内の服用が推奨されています。時間が早いほど効果が高いため、できるだけ早く医師に相談してください。
1. アフターピルとは
アフターピル(緊急避妊薬・モーニングアフターピル)は、性行為後に服用する避妊薬です。 日本で一般的に処方されているのは「ノルレボ(レボノルゲストレル製剤)」です。
アフターピルの仕組み
- • 排卵を遅らせる・抑制することで、精子と卵子の受精を防ぐ
- • すでに受精した卵子(受精卵)の着床を妨げる効果もあるとされる
- • 正しく使用した場合の避妊効果:72時間以内で約80〜85%
- • ※ 100%の避妊効果はない
2. 服用タイミングと効果
服用が早いほど効果が高くなります。
| 服用タイミング | 推定避妊効果 |
|---|---|
| 24時間以内 | 約95%(最も高い) |
| 24〜48時間以内 | 約85% |
| 48〜72時間以内 | 約58% |
| 72時間超 | 効果が大幅に低下(使用非推奨) |
※ WHOのデータに基づく推定値。個人の月経周期・排卵タイミングにより異なります。
3. 飲み方・服用方法
ノルレボの服用方法
- ・服用回数:1回のみ(1錠を1回で服用)
- ・食事に関係なく服用可能(ただし空腹時は吐き気が出やすいため食後が推奨)
- ・服用後2時間以内に嘔吐した場合は、再服用が必要かどうか医師に確認を
- ・アルコールとの相互作用についての重大な問題は知られていないが、嘔吐のリスクを高める可能性がある
4. 副作用と対処法
吐き気・嘔吐
約20〜30%服用前に軽食をとると軽減しやすい。嘔吐した場合は医師に相談。
頭痛
約15〜20%市販の頭痛薬(アセトアミノフェン系)で対処可能。
不正出血・点状出血
一部に発現月経様の出血が起こることがある。次の月経まで様子を見る。
次の生理の遅れ・不規則
よくある服用後の月経は1週間前後ずれることがある。予定から2週間以上遅れた場合は妊娠検査を。
5. 服用後の注意点
服用後も避妊効果は継続しない
アフターピルは1回の性行為に対応するものです。服用後の性行為は避妊されません。定期的な避妊が必要な場合は低用量ピルの使用を検討してください。
妊娠の確認
次の月経が予定より1週間以上遅れた場合、または月経が来ても量が普段と異なる場合は、妊娠検査薬での確認を。
性感染症の予防はできない
アフターピルは妊娠の防止のみが目的です。HIV・クラミジアなどの性感染症は防げません。
⚠️ アフターピルは緊急避妊のための薬であり、定期的な避妊手段として繰り返し使用することは推奨されていません。副作用も通常の低用量ピルより強い傾向があります。
6. オンライン処方で入手する方法
アフターピルは現在、オンラインクリニックで処方を受け、自宅に郵送してもらうことができます。 平日・休日問わず24時間対応しているクリニックもあり、クリニックに行けない状況でも入手しやすくなっています。
オンライン処方の流れ
- 1. クリニックのサイトでアカウント登録・問診票入力
- 2. 医師がオンライン診察(ビデオ・電話・チャット)
- 3. 処方決定・支払い
- 4. 速達・翌日配送で自宅に届く
※ 費用は6,000〜15,000円程度(診察料・薬代・送料含む)。クリニックによって異なります。