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初心者向け基礎知識

低用量ピルとは?
種類・効果・副作用をわかりやすく解説

更新日:2026年5月

1. 低用量ピルとは

低用量ピルは、少量の女性ホルモン(エストロゲンとプロゲスチン)を含む経口避妊薬・治療薬です。 毎日1錠を決まった時間に服用することで効果を発揮します。

日本では「LEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)」と「OC(経口避妊薬)」の2種類があります。 LEPは月経困難症・子宮内膜症の治療目的、OCは避妊目的で処方されます。

💡 LEPとOCの違い

種別目的保険適用
LEP月経困難症・子宮内膜症の治療適用あり
OC避妊・月経コントロール保険外(自費)

2. 種類と世代の違い

低用量ピルには複数の種類があり、含まれるプロゲスチンの種類によって「第1世代〜第4世代」に分類されます。 世代が上がるほど血栓症リスクが低くなる傾向がありますが、副作用の出方も異なります。

世代主な製品名特徴
第1世代シンフェーズなど古いタイプ。現在はあまり使われない
第2世代マーベロン、ファボワールなど広く普及。避妊効果が高い
第3世代トリキュラー、ラベルフィーユなどニキビ改善効果が期待できるものも
第4世代ヤーズ、ヤーズフレックスPMSへの効果が高い。むくみが出にくい

※どの種類が自分に合うかは医師との相談で決定します。

3. 主な効果・用途

🛡️避妊

正しく服用した場合の避妊効果は99%以上

😌月経困難症の改善

生理痛・経血量の減少に効果

💆PMS症状の軽減

イライラ・むくみ・頭痛など月経前の症状に効果あり

ニキビ改善

ホルモンバランスを整えて肌荒れを改善(種類による)

📅月経コントロール

旅行や試験に合わせて生理日をずらせる

🌸子宮内膜症の治療

子宮内膜症の進行を抑える効果がある

4. 副作用と注意事項

低用量ピルには以下のような副作用が起きることがあります。多くは服用開始後1〜3ヶ月で軽減します。

よくある副作用(比較的軽度)

  • • 吐き気・胃の不快感(服用開始直後に多い)
  • • 不正出血・茶色いおりもの(特に服用開始初期)
  • • 頭痛・めまい
  • • 乳房の張り・痛み
  • • 気分の変化・気持ちが沈みやすい

⚠️ 重篤な副作用(すぐに受診が必要)

  • • 足のむくみ・激しい痛み(血栓症の疑い)
  • • 胸の痛み・息切れ・動悸
  • • 激しい頭痛・視力の変化
  • • 片側の手足のしびれ・麻痺

ピルを使用できない方(禁忌)

  • • 35歳以上で1日15本以上喫煙する方
  • • 高血圧・糖尿病の方(条件による)
  • • 血栓症の既往歴がある方
  • • 妊娠中・授乳中の方
  • • 乳がんの既往歴がある方

詳しくは必ず医師にご確認ください。

5. 保険適用の条件と費用

月経困難症・子宮内膜症の治療目的(LEP)は健康保険が適用されます。 避妊目的(OC)は保険外(自費)となります。

保険適用(LEP)の場合

月500〜1,500円程度

診察代・薬代含む目安(3割負担の場合)

自費(OC)の場合

月2,000〜4,000円程度

オンライン診療含む目安

6. オンライン診療で処方できる?

低用量ピル(OC)はオンライン診療での処方が可能です。 スマホから問診・診察を受け、自宅への配送まで完結できます。 ただしLEP(保険適用の治療目的)は対面受診が必要な場合があります。

オンライン処方のメリット

  • ✓ 近くに産婦人科がなくても受診できる
  • ✓ 待ち時間がない
  • ✓ 家族・職場に知られずに処方してもらえる
  • ✓ 匿名配送対応のクリニックも多い

低用量ピル よくある質問

Q. 低用量ピルとは何ですか?

低用量ピルは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を含む経口避妊薬です。日本では「OC(Oral Contraceptive)」と「LEP(Low-dose Estrogen Progestogen)」の2種類があり、OCは避妊目的、LEPは月経困難症・子宮内膜症の治療目的で処方されます。

Q. 低用量ピルは避妊以外にも効果がありますか?

はい。低用量ピルには避妊効果のほかに、生理痛(月経困難症)の改善、月経前症候群(PMS)の軽減、ニキビ改善、子宮内膜症の進行抑制、月経量の減少などの効果があることが医学的に確認されています。

Q. 低用量ピルは保険が適用されますか?

月経困難症・子宮内膜症の治療目的で処方されるLEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)は健康保険が適用されます。一方、避妊目的のOC(経口避妊薬)は自由診療となり保険適用外です。保険適用かどうかは処方の目的と診断によって決まります。

Q. 低用量ピルはオンラインで処方してもらえますか?

はい。オンライン婦人科クリニックを通じて、スマートフォンやパソコンから診察を受け、ピルを処方・配送してもらうことができます。対面クリニックに行かなくても処方を受けられるため、プライバシーを守りたい方に人気です。

Q. 低用量ピルを飲み始めるとき、月経周期のいつから始めればよいですか?

最も一般的なのは月経開始日(1日目)から飲み始める「Day1スタート」です。月経5日目以内であれば即日避妊効果が期待できます。月経5日目以降から飲み始める場合は、最初の7日間は追加の避妊手段が推奨されます。

Q. 低用量ピルの費用は月々いくらですか?

保険適用のLEPは月1,000〜2,000円程度、保険適用外のOCはオンライン診療で月2,000〜4,000円程度が相場です。初診料・診察料が別途かかることもあります。定期便(サブスクリプション)形式で月々定額のサービスも増えています。

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この記事の執筆者

作業療法士・介護福祉士(国家資格)として医療・介護業界に従事。 医療機関での実務経験をもとに、ピル・婦人科オンライン診療の正確な情報提供を目的として当サイトを運営しています。

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⚕️【重要なお知らせ】医療情報について

  • 本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません
  • ピルの使用に関しては必ず医師・薬剤師にご相談ください
  • 副作用や体調の変化を感じた場合は、すぐに医療機関を受診してください
  • アフターピルは緊急避妊を目的とした医療品です。通常の避妊法として使用しないでください
  • 掲載情報は定期的に更新していますが、最新情報は各クリニック公式サイトでご確認ください