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費用・料金保険適用

ピルの保険適用|
避妊目的は自費・治療目的は保険が使える仕組みを解説

更新日:2026年5月

⚠️ 医療上の注意

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為の代替となるものではありません。薬の使用や治療については必ず医師・薬剤師にご相談ください。

ピルの保険適用の仕組み(OC vs LEP)

低用量ピルは「何のために処方するか」によって保険適用の可否が変わります。日本では避妊目的(OC)は自費、治療目的(LEP)は保険適用という明確な区分があります。

区分略称目的保険費用目安
経口避妊薬OC避妊適用外(自費)2,000〜4,000円/月
低用量エストロゲン・
プロゲスチン配合剤
LEP月経困難症・
子宮内膜症治療
保険適用500〜1,500円/月
(3割負担)

重要なポイント

OCとLEPは成分が同一または類似しているケースも多いですが、医師による診断(傷病名)が保険適用の条件となります。「同じ薬なのに」と感じても、保険を使うには月経困難症等の診断が必要です。

保険適用のLEP製剤の種類と費用

製剤名適応症成分・特徴
ルナベルLD / ULD月経困難症ノルエチステロン含有、3相性
フリウェルLD / ULD月経困難症ノルエチステロン含有(後発品)
ジェミーナ月経困難症・子宮内膜症レボノルゲストレル含有、連続投与可
ヤーズ / ヤーズフレックス月経困難症・子宮内膜症ドロスピレノン含有、むくみが少ない傾向

これらのLEP製剤は保険3割負担で月500〜1,500円程度が目安です(診察料含む)。処方を希望する場合は産婦人科・婦人科を受診し、症状を正直に伝えてください。

自費(OC)の費用目安とクリニック比較

避妊目的でピルを処方してもらう場合は全額自費です。クリニックごとに料金設定が異なりますが、おおむね以下の目安を参考にしてください。

自費OCの費用目安(月あたり)

  • オンライン診療:診察料込みで2,000〜4,000円/月(初月のみ高め)
  • 対面クリニック:診察料+薬代で3,000〜5,000円/月
  • 処方量:まとめて3か月分など処方する場合、1か月あたりが安くなることも

自費診療は公定価格がないため、クリニックごとに異なります。複数のクリニックのウェブサイトで料金を確認してから選ぶとよいでしょう。

オンライン診療と保険適用

2022年よりオンライン診療での保険診療が恒久化

月経困難症・子宮内膜症の治療目的であれば、オンライン診療でもLEP製剤の保険処方が可能なクリニックがあります。ただし、初診からの保険適用はクリニックの方針によって異なります。

診療形態避妊目的(OC)治療目的(LEP)
対面クリニック自費保険適用
オンライン診療自費保険適用(要確認)

アフターピルと保険・公費制度

アフターピルは保険適用外(自費)です。ただし以下の場合は公費負担制度が利用できます。

性犯罪被害者向け公費負担制度

  • 都道府県が医療機関に費用を負担する制度
  • 警察への届出がなくても利用できる自治体が多い
  • 相談窓口:#8891(性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター)

費用を抑えるための選び方

  • 月経困難症の症状がある場合:産婦人科で相談し、LEP製剤の保険処方が可能か確認する
  • 避妊目的のみの場合:オンライン診療を活用して複数クリニックの料金を比較する
  • 3か月分まとめて処方:1回の診察で複数月分を処方してもらうと診察料を節約できる
  • 後発品(ジェネリック):LEP製剤にはフリウェルなど後発品があり、薬代を抑えられる場合がある

よくある質問

Q. ピルに保険は使えますか?
目的によって異なります。避妊目的の低用量ピル(OC)は保険適用外(自費)で、月2,000〜4,000円程度かかります。一方、月経困難症や子宮内膜症の治療目的であれば、LEP製剤(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤)として保険が適用され、3割負担で月500〜1,500円程度になります。
Q. 保険適用のピル(LEP)と避妊目的のピル(OC)は何が違いますか?
LEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤)とOC(経口避妊薬)は、含まれる成分がほぼ同一の製品もありますが、厚生労働省の承認用途が異なります。LEPは「月経困難症・子宮内膜症治療薬」として、OCは「避妊薬」として承認されており、この承認用途の違いが保険適用の可否を決めています。
Q. 月経困難症と診断されたら保険でピルをもらえますか?
はい。医師が月経困難症または子宮内膜症と診断し、LEP製剤を処方する場合は健康保険が適用されます。ただし医師の診断書・傷病名の記載が必要です。診断を受けずに「保険で出してほしい」という要望だけでは保険適用になりません。
Q. オンライン診療でも保険適用のピルを処方してもらえますか?
2022年よりオンライン診療での保険診療が恒久化されました。オンライン診療でも月経困難症・子宮内膜症の治療を目的とした場合はLEP製剤を保険処方してもらえる場合があります。ただし初診からオンラインでの保険処方が可能かはクリニックによって異なるため、事前確認が必要です。
Q. アフターピルには保険は使えますか?
アフターピル(緊急避妊薬)は保険適用外(自費)です。ただし性犯罪被害者の場合は都道府県の公費負担制度が利用できる場合があります。性犯罪被害に遭われた方は「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)」にご相談ください。
Q. 保険適用のLEP製剤にはどんな種類がありますか?
保険適用のLEP製剤には、ルナベルLD・ULD、フリウェルLD・ULD、ジェミーナ(月経困難症・子宮内膜症)、ヤーズ(子宮内膜症)などがあります。製剤によって適応症・成分が異なるため、医師が症状に応じて選択します。
Q. 自費でピルを処方してもらう場合、クリニックによって料金差はありますか?
はい。自費診療はクリニックが自由に料金を設定できるため、診察料・薬代を合わせた総額に差が出ます。オンライン診療では月2,000〜4,000円程度が多いですが、サービスや処方量によって異なります。複数のクリニックのウェブサイトで料金を比較してから予約するとよいでしょう。
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この記事の執筆者

作業療法士・介護福祉士(国家資格)として医療・介護業界に従事。 医療機関での実務経験をもとに、ピル・婦人科オンライン診療の正確な情報提供を目的として当サイトを運営しています。

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⚕️【重要なお知らせ】医療情報について

  • 本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません
  • ピルの使用に関しては必ず医師・薬剤師にご相談ください
  • 副作用や体調の変化を感じた場合は、すぐに医療機関を受診してください
  • アフターピルは緊急避妊を目的とした医療品です。通常の避妊法として使用しないでください
  • 掲載情報は定期的に更新していますが、最新情報は各クリニック公式サイトでご確認ください