フリウェルとは|保険適用の月経困難症治療薬・低用量ピルとの違い
更新日:2026年5月
⚠️ 医療上の注意
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為の代替となるものではありません。薬の使用や治療については必ず医師・薬剤師にご相談ください。
フリウェルとは?成分と種類(LD・ULD)
フリウェルは、プロゲスチン(黄体ホルモン)の一種であるノルゲストレルと、エストロゲンの一種であるエチニルエストラジオールを配合したLEP製剤(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)です。月経困難症・子宮内膜症の治療薬として保険適用が認められています。
フリウェルには含有量の異なる2種類があります。
| 種類 | ノルゲストレル | エチニルエストラジオール | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フリウェルLD | 0.3mg | 0.03mg | 標準タイプ |
| フリウェルULD | 0.15mg | 0.02mg | 超低用量タイプ |
ULD(Ultra Low Dose)タイプはホルモン量がより少なく、副作用が出やすい方や体の小さい方に処方されることがあります。効果に大きな差はありませんが、副作用の出方が個人差によって異なります。
保険適用の条件と費用
フリウェルは月経困難症または子宮内膜症の治療目的で処方される場合に保険が適用されます。避妊のみを目的とした場合は自費診療となります。
💰 費用の目安(保険適用・3割負担)
- • 薬代のみ:月600〜1,500円程度
- • 初診料・再診料:別途2,000〜4,000円程度
- • ルナベル(先発品)より安価(ジェネリックのため)
- • 自費診療の場合:月3,000〜5,000円程度
保険適用を受けるためには、婦人科での診察で月経困難症・子宮内膜症と診断される必要があります。オンライン婦人科でも対応しているクリニックがありますが、初回は対面診察が必要な場合があります。
服用方法・開始タイミング
フリウェルは28日周期(21日間の実薬+7日間の休薬または偽薬)で服用します。基本的な服用ルールは以下の通りです。
開始タイミング
月経第1日目から服用開始(Day1スタート)が一般的。月経開始日から飲み始めることで避妊効果が早期に得られます。
服用時間
毎日同じ時間に1錠服用。飲み忘れを防ぐため、就寝前や食後など決まったタイミングに合わせると管理しやすいです。
吐き気が気になる場合
就寝前の服用または食事と一緒に飲むことで、吐き気が和らぐことがあります。
服用開始から2〜3ヶ月は体がホルモン変化に慣れるまでの期間です。不正出血や吐き気が出やすいですが、多くの場合は自然に落ち着きます。
副作用と注意点
フリウェルで起こりうる主な副作用と対処法を解説します。
| 副作用 | 出やすい時期 | 対処法 |
|---|---|---|
| 吐き気・むかつき | 服用開始〜3ヶ月 | 就寝前・食後に服用 |
| 頭痛 | 服用開始〜3ヶ月 | 市販の頭痛薬で対応可 |
| 不正出血(消退出血以外) | 特に初期3ヶ月 | 様子見(続く場合は受診) |
| 乳房の張り | 服用開始〜 | 多くは数ヶ月で改善 |
🚨 以下の症状が出たらすぐに受診してください(血栓症の疑い)
- • 足のふくらはぎの痛み・腫れ・赤み
- • 突然の激しい頭痛・視力異常
- • 胸の痛み・息苦しさ
- • 片側の手足の麻痺・しびれ
フリウェルとルナベルの違い
フリウェルはルナベルのジェネリック医薬品(後発品)です。有効成分・含有量・効果は同一ですが、添加物が若干異なる場合があります。
| 項目 | フリウェル(後発品) | ルナベル(先発品) |
|---|---|---|
| 有効成分 | 同一 | 同一 |
| 効果・効能 | 同一 | 同一 |
| 費用(保険) | 月600〜1,500円 | 月1,000〜2,500円 |
| ブランド | 後発品(安価) | 先発品 |
費用を抑えたい場合はフリウェルを選択するメリットが大きいです。ただし、先発品・後発品の切り替えに不安がある方は担当医や薬剤師にご相談ください。
よくある質問
Q. フリウェルはどんな薬ですか?+
Q. フリウェルLDとULDの違いは何ですか?+
Q. フリウェルは避妊にも使えますか?+
Q. フリウェルの費用はどのくらいかかりますか?+
Q. フリウェルを飲み始めて吐き気が続きますが、やめるべきですか?+
Q. フリウェルとルナベルはどちらがいいですか?+
Q. フリウェルを服用中に血栓症の心配はありますか?+
💊 オンライン診療を比較する