ヤスミンの特徴・副作用・費用【2026年最新】
ドロスピレノン配合の効果を解説
更新日:2026年5月
1. ヤスミンとは
ヤスミンは、ドロスピレノン(プロゲスチン・第4世代)とエチニルエストラジオール(エストロゲン)を配合した低用量経口避妊薬(OC)です。 バイエル薬品が製造販売しており、避妊目的での処方となります(保険適用外)。
ヤスミンの基本情報
- • 分類:OC(経口避妊薬)・保険適用外
- • プロゲスチン:ドロスピレノン3mg(第4世代)
- • エストロゲン:エチニルエストラジオール0.03mg
- • 適応:避妊
- • 剤形:21錠シート(21日間服用・7日間休薬)
2. ドロスピレノンの特徴・効果
ヤスミンに含まれるドロスピレノンは、従来のプロゲスチンにはない特徴的な作用を持ちます。
抗ミネラルコルチコイド作用(むくみ軽減)
体内の余分な水分の貯留を抑制するため、経口避妊薬でよくみられるむくみ・体重増加を軽減する効果があります。
抗アンドロゲン作用(ニキビ改善)
アンドロゲン(男性ホルモン)の作用を抑えることで、皮脂の過剰分泌を抑制し、ニキビや肌荒れを改善する効果が期待できます。
高い避妊効果
毎日正確に服用することで、99%以上の避妊効果が期待できます。
3. ヤーズとの違い
ヤスミンとヤーズはどちらもドロスピレノン配合ですが、位置づけと成分量が異なります。
ヤスミン(OC)
- • エストロゲン:0.03mg
- • ドロスピレノン:3mg
- • 適応:避妊
- • 保険:適用外(自費)
- • 剤形:21錠×1シート
ヤーズ(LEP)
- • エストロゲン:0.02mg
- • ドロスピレノン:3mg
- • 適応:月経困難症・子宮内膜症
- • 保険:適用あり(治療目的)
- • 剤形:28錠×1シート
月経困難症や子宮内膜症の治療を目的とする場合はヤーズが保険適用で処方可能です。 避妊のみが目的の場合はヤスミン(自費)が選択肢となります。
4. 副作用と血栓リスク
ヤスミンで起こりうる副作用と、血栓リスクについて確認しておきましょう。
よくある副作用
- • 吐き気・嘔吐(特に服用開始初期)
- • 頭痛
- • 乳房の張り
- • 不正出血
- • 気分の変化(まれに抑うつ感)
血栓症リスクについて
ドロスピレノン配合ピルは第2世代ピルと比較して血栓リスクがわずかに高いとする報告があります。 ただし絶対リスクは非常に低い水準です。
- • 服用していない方:1万人あたり年間約1〜2人
- • ドロスピレノン配合ピル服用者:1万人あたり年間約3〜6人
特に注意が必要な方:喫煙者(35歳以上)・肥満・血栓症の既往歴・長時間移動(長距離フライト等)の予定がある方は、服用前に医師に相談してください。
5. 費用・保険適用
ヤスミンは避妊目的のOCのため、保険適用外(自費診療)です。
オンライン診療
2,500〜4,000円
/月(クリニックにより異なる)
対面クリニック
3,000〜5,000円
/月(診察料・薬代)
月経困難症や子宮内膜症の治療目的であれば、同じドロスピレノン配合のヤーズが保険適用で処方される場合があります。 まず婦人科を受診して相談してみましょう。
6. 処方の受け方
ヤスミンはオンライン婦人科クリニックでも処方を受けることができます。
オンライン診療
- ✓ 自宅でスマホから診察
- ✓ 全国どこでも受診可能
- ✓ 配送で受け取り
- ✓ 定期処方で毎月自動配送も
対面クリニック
- • 婦人科・産婦人科で処方
- • 血圧測定などの検査も受けられる
- • 処方後すぐに薬局で受け取り可能
ヤスミン よくある質問
Q. ヤスミンはむくみやニキビに効果がありますか?▼
ヤスミンに含まれるドロスピレノンには抗アンドロゲン作用と抗ミネラルコルチコイド作用があるため、体内の水分貯留(むくみ)を抑制し、アンドロゲンによる皮脂分泌過多(ニキビの原因)を軽減する効果が期待できます。ただし保険適用外のOCのため、ニキビ治療を主目的とする場合は別の選択肢(ヤーズ等のLEP)が適切な場合もあります。
Q. ヤスミンとヤーズの違いは何ですか?▼
ヤスミンは避妊目的のOC(保険適用外)、ヤーズは月経困難症・子宮内膜症治療目的のLEP(保険適用あり)です。有効成分はどちらもドロスピレノンですが、エストロゲン含有量が異なります(ヤスミンは0.03mg、ヤーズは0.02mg)。治療目的がある場合はヤーズ、避妊のみが目的ならヤスミンという使い分けが一般的です。
Q. ヤスミンの血栓リスクはどのくらいですか?▼
ドロスピレノン配合ピルは他の第3世代ピルと同様に、服用していない人と比べると血栓リスクがやや高まると報告されています。ただし絶対リスクは非常に低く(1万人あたり年間3〜6人程度)、特に喫煙しない35歳以下の健康な女性では深刻なリスクとはなりません。喫煙者・肥満・血栓症の既往歴がある方は服用前に医師に相談してください。
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